洗顔後、先につけるのは化粧水?それとも乳液?
化粧水が先という人もいれば乳液を先につけるという人もいると思います。
スキンケアの基本、化粧水と乳液を使う順番・理由もまとめて解説します。
スキンケアはどの順番が正解なのか?化粧水と乳液はこの順番で!
洗顔後のスキンケアアイテムには化粧水・乳液・美容液などさまざまな種類があります。
人によって使っているアイテムは異なると思いますが、基本の流れを説明します。
一般的なセオリーは以下の順番が基本とされています。
1.化粧水
2. 美容液
3. 乳液
4. クリーム
“ 一般的 ”としているのは例外もあるからです。
まずはこの順番で使うことを覚えましょう。
スキンケアアイテムの役割
スキンケアに順番があるのは、順番を守ることでアイテムの効果が最大限に発揮されるからです。
それぞれの基礎化粧品の役割と順番の理由を詳しく解説します。
化粧水の役割
化粧水の主な役割は、肌に水分を与えることです。
洗顔後の肌はとてもデリケートな状態です。化粧水で保湿をしてあげましょう。
また、 次につける美容液などの成分を導入しやすくするという側面もあります。
化粧水が角層まで浸透すると水分が満たされ、
ほかのスキンケアアイテムの浸透率を高めたり、
成分を肌に行きわたらせたりする効果があります。
美容液の役割
美容液は保湿や美白、シワ対策など
目的に合わせて集中的なケアをするためのプラスワンアイテムです。
美容液はスペシャルケアとして、自分の肌状態やお悩みに合わせてプラスしましょう。
メーカーによっては化粧水の前に使用するタイプもあります。
導入美容液(ブースター)と呼ばれるものです。
肌を整えて、そのあとに使用する基礎化粧水の浸透力をサポートする
役割があるので洗顔後に使用しましょう。
乳液の役割
乳液は保湿の仕上げのアイテム。油分と水分をバランスよく配合しているのが特徴です。
油分で膜を作ってフタをすることで、化粧水や美容液で与えた
うるおいの蒸発を防ぎ、水分保持力を高めることができます。
美容液を使わないという人も乳液やクリームなどの油分は欠かさないようにしましょう。
クリームの役割
クリームは乳液よりも油分が多く含まれており、固めのテクスチャーです。
乳液と役割は同じで油分を補う役割があります。
「乳液とクリームを両方使うか、片方だけ使うか」は
メーカーの使用手順や季節によってか個人の肌質によって使い分けてください。
たとえば、夏やメイク前の朝のスキンケアはさっぱりした質感の乳液。
乾燥がとくに気になる場合は乳液とクリームのダブル使いで
仕上げるなど目的に合わせて使用しましょう。
スキンケア用品の役割と順番のまとめ
それぞれの役割を理解するとなぜこの順番で使うことがいいのかわかったと思います。
化粧水などの軽いテクスチャーのものから、美容液、乳液、クリームと順に
こってりとした感触のものを使うことで肌なじみがよく心地よいという理由もあります。
使う順番に迷ったときは油分の多いもの、重いテクスチャーのものはあと、というのが基本です。
ただアイテムによって異なるケースがあるので、メーカーの推奨する順番を確認するのがおすすめです。
その通りに使うことでそのアイテム本来の役割を発揮できるように作られているからです。
正しい順番でスキンケアを行えば、今まで以上に実感できると思いますので確かめてみて下さい!